【ハーレー】ハンドルとライザー交換の仕方

こんにちは!あおばです!
今日はハンドル交換(ライザーも)の仕方を紹介していこうかと思います~
この記事では、作業の手順に合わせて使用する工具や注意点を説明していきます~
それでは早速、解説していきます~
今回使うもの
・ネジロック
・グリップボンド
使用するパーツ
今回紹介するパーツはコチラ
「NEO FACTORY」の「ドラッグライザーバー 4inUP」になります~
このハンドルの特徴は、純正のハンドルとライザーを丸ごと交換するタイプのライザーバーになります!
幅は純正ハンドルに比べて、幅は約12cm狭くなって、高さは約1.5cm高くなっています
ここで注意しないといけないことが2つあります!
- ハンドル交換は基本的に、ブレーキホースやクラッチワイヤー、アクセルワイヤーも長さが合うものにセットで変える
- 高さや幅が変わるので構造変更をしないといけない
という感じです
・ホース類を長さが合うものに変えなければいけない理由
そもそも、ホースの長さが足りなければハンドルに届かないことは想像つくかもしれませんが、
問題は長さが長すぎて余った時です
長い分は長さが余るだけだし全然いいんじゃないの?と思うかもしれませんが、答えはNOです!
理由は、
- ブレーキホースのは取り回しのミスのせいで勝手にブレーキがかかる可能性がある
- アクセルワイヤーは、アクセルをひねっても戻らないことや、ハンドルを切るだけでアクセルが回る可能性がある
- クラッチも同様勝手に作動することがあり、気づかずにそのまま使用を続けてクラッチが滑る可能性がある
という風な現象が起こり、その他にも、ホース・ワイヤー類の無理な取り回しは「シミー現象」が起こる危険性があります!
※シミー現象とは…走行中に車輪、車軸を含む舵取り装置全体の振動のこと。
なので、ハンドルを交換する際は「高さ」「幅」が変わるのであれば、それに合わせたホースやワイヤーへ変えるようにしましょう👍
構造変更をしないといけない理由
コチラに関しては保安基準不適合になり、車検に非対応となってしまいます!
理由としては、「車検証」を見ていただくとわかると思いますが、「幅」と「高さ」という項目があるとおもいます
この項目は車検証発行時の車両の数値になります
要はこの数値が変わることで、車検証の数値と不一致になることが原因で車検に通らなくなってしまいます...
ですが、構造変更しなくてもいい範囲というのがあり、それは下記の表のとおりです(2022年1月現在)
高さ | 幅 |
プラスマイナス4cm | プラスマイナス2cm |
この構造変更についてですが、解決する方法は三つあります!
- 車検時に構造変更をする
- 規定値内のハンドルに変える
- 車検時に元のハンドルに戻す
この3つになります
とはいえ、一番効果的なものは構造変更をすることをオススメします!
車検時に自分でハンドルを交換するとはいえ、手間や時間を考えると車検時に構造変更をした方が手っ取り早いと思います👍
というふうにいくつかの注意点がありますので、それらを注意しながら、
ハンドルバーのみを交換する人はもちろん、ライザーの交換をする人でも分かるように記事を書いていきますので、是非参考にしてください👍
なお、今回はハンドル交換と同時にメーターの移設も一緒にやっていますので、そちらは別の記事に乗せておきますので、同時に作業をする方はそちらもご覧ください👍
取り付け
ちなみに今回僕が交換したハンドルは、ワイヤー・ホース類の交換が必要ない高さのモノを選びました!
なので今回はそれらの交換はしませんので、交換の仕方はまた別の記事にて紹介します~

それでは初めに、スロットルとスイッチボックスを取り外しますので、
左側スイッチボックスのトルクスネジ(T25)と、ブレーキレバー、クラッチレバー(T27)を取り外します
次に左側のグリップを外していきますが、純正はグリップとハンドルの間にグリップボンドが付いていますので先にこれを剥がしてあげます
グリップとハンドルの隙間に、細長い棒状のモノを入れてグリグリしながらハンドルを一周していきます
そして、グリップボンドが剥げてゆるくなったらグリップを引っこ抜いてください
※今回は純正のグリップを再利用するのでハンドルからグリップを取り外しますが、もしこの際にほかのグリップに交換される方は外す必要はありません
そして右側のグリップを外していきますので、右側のスイッチボックスを外してスロットルワイヤーをグリップから取り外して、グリップをハンドルから取り外します
※この時純正ワイヤーは球が付いていて、別で外れるようになっていますので落として失くしてしまわないように気を付けてください!
※ワイヤーが外しにくいときはラジオペンチを使うと外しやすいです

次にハンドルを取り外していきますので六角ネジ(1/4in)を取り外します
※今回メーター移設も同時に行ったので、この後からはメーターを取り付ける工程を記載していませんがそのままつけるだけなので簡単です👍
ハンドルバーのみを交換する方は、新しいハンドルを取り付けて、ネジロックを塗布した六角ネジを(1/4in)締め付けてハンドルを固定します
そして、スイッチボックス、レバー類をもとの通り取り付けて
最後にスロットルとアクセルワイヤーを引っかけますが、結構難しいですのでラジオペンチを使って取り付けていきます
※どうしても引っかけるのが困難の方はアクセルワイヤーの遊びを増やしてあげます(下記確認)

アクセルワイヤーは、赤〇部のナット(3/8in)をスパナで抑えたまま、青〇部のナット(3/8in)を緩め、赤〇部を回転させることで遊びの調整をすることが出来ます
※遊びは多少必要なので、遊びがなさ過ぎても、ありすぎてもダメです
終了した方は、
最後に今一度自分が触ったネジなどに取り付けのゆるみがないか確認をしっかりとしておいてください!
そして乗る前にエンジンをかけずに、ブレーキやアクセルの動きに異常がないか、ギヤを入れてクラッチを握ったときに車体が動くか
それらの装置がハンドルを全開で切っても正常に作動するかを確認してから、低速での試運転をしましょう!
もし動きに異常がある場合は直ちに原因の究明をしましょう!
ここからはライザーも交換する方↓

次にヘッドライトを取り外しますので六角ネジ(1/4in)を外します
※ヘッドライトは配線が繋がっていますので、宙ぶらりんにするか、何か保持できるものに引っかけておいてください

次にライザーを裏から固定しているボルト(3/4in)を2本取り外します
そうするとライザーが外れるので、新しいものに交換してボルト(3/4in・ネジロック付き)を取り付けていきます
あとは取り外したスイッチボックスと、クラッチ・ブレーキレバーを取り付けます
そして最後にスロットルとアクセルワイヤーを引っかけますが、結構難しいですのでラジオペンチを使って取り付けていきます
※どうしても引っかけるのが困難の方はアクセルワイヤーの遊びを増やしてあげます(下記確認)

アクセルワイヤーは、赤〇部のナット(3/8in)をスパナで抑えたまま、青〇部のナット(3/8in)を緩め、赤〇部を回転させることで遊びの調整をすることが出来ます
※遊びは多少必要なので、遊びがなさ過ぎても、ありすぎてもダメです
最後にヘッドライトを取り付け直して終了になります
これですべてが完了したら終了です~
最後に今一度自分が触ったネジなどに取り付けのゆるみがないか確認をしっかりとしておいてください!
そして乗る前にエンジンをかけずに、ブレーキやアクセルの動きに異常がないか、ギヤを入れてクラッチを握ったときに車体が動くか
それらの装置がハンドルを全開で切っても正常に作動するかを確認してから、低速での試運転をしましょう!
もし動きに異常がある場合は直ちに原因の究明をしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!
なお、インスタグラムも活動していますので、@aoba_xl883n 是非フォローお願いします~
