【ハーレー】スポーツスター タンクアップの仕方
こんにちは!あおばです!
いきなりですが、完成図です👇


というわけでご覧の通り
今回、紹介するのはズバリ!
・タンクのリフトアップ
・イグニッションコイルの移設(配線の除去も)
今回はコチラの2つの作業を同時に進めていきたいと思います!
スポーツスター乗りの方が、まず初めに手頃にカスタムする箇所ではないでしょうか?
- 低価格
- とにかく簡単‼
- そして何よりカスタムした感✨
これらを得られる最高のカスタムかと思います。
この記事では、カスタムの手順に沿って
使用するカスタムパーツ、使用する工具、注意点
これらを紹介しながら初心者でも分かりやすく紹介していきたいと思います!
今回使用するパーツはコチラ
ハーレーパーツで有名な「DK CUSTOM」の1.5インチ(約3.8センチ)アップになります!
ちなみに、ラインナップは1~3インチまで幅広くありますので自分好みのものを探してみましょう♪
そしてこちらも「DK CUSTOM」のIGコイル移設キットになります!
※なお、今回カスタムする車両の2021年モデルはキーレスとなっていますが、2020年以前のモデルをカスタムする方はキーシリンダーも移設する必要があります
こちらはキーシリンダー移設部有りですがメーカーが変わって、「GLEAMING WORKS」のモノになります!
※プラグコードは別売りとなってます
なお、プラグコードは今回PRO RACEのセンター移設用コード(黒)を使用します!
※プラグコードは執筆現在(2021/11/24)廃盤となってしまったようなので、代用できそうな、「MOON EYES」の好きな長さにカットできるモノがあったのでそちらを載せておきます👍
それではさっそく、
初心者の方にもわかりやすく解説していきたいと思います!
※今回使用する工具は基本的にすべてインチ規格の工具となってますので、ミリ規格の工具は使用しないでください!ネジ山が潰れる可能性があります!(今回の文章で出てくる、inとはインチのことです)
※工具など知識が無くて工具のことがよくわからない方は、先にこちらを読んでください↓
1.メインヒューズの取り外し
※ヒューズは外さなくても作業できないことは無いですが、ショート(短絡)の危険があるので取り外しをオススメします!ガソリンに引火すると火災の恐れがあります!
※メインヒューズを外すとバッテリが外れた状態になりますので、メータの時計がリセットされたり、ナビなどを取り付けている方は初期化される可能性がありますので、設定などをメモに残すことをオススメします!
それでは早速…
・まず初めにシートを+ドライバー(3番※太いヤツ)を使って取り外します
・次に、左側サイドカバーを取り外します

・画像にある赤〇部の爪を浮かせると外せます
(この際外しにくい方は-ドライバーを使用すると外しやすいですが、車体に傷が入らないようにドライバー先端にマスキングテープを薄く巻くといいですよ👍)

・そしてサイドカバーを外してあげると、ヒューズが出てくるので上に被っているカバーを外してあげます(ここでも赤〇部の爪を外します)

・そうするとヒューズが出てきます(40と書いているのがメインヒューズです)ので、引っこ抜いて取り外します
2.タンクの取り外し

・次に、タンクを取り外すのですが、先に画像赤〇部のホース2本と、配線を一つ取り外します(左側の赤〇内に配線とホース1本、右側赤〇にホース1本)
・まず左側のホースを外します。外し方はシルバーの部分を上にあげるだけです。
※ここでの注意点は、このホースは燃料を送っているホースなので、外す際に燃料がこぼれる可能性があります。なのでウエスなどを使いながらエンジンにかからないようにすることをオススメします👍

・そして次に2本目のホースを赤〇部から引っこ抜いて外してあげます(ここでは何かがこぼれたりはしません)

・次に配線ですが、1枚目の画像のところを辿っていくと、左側サイドカバーの前方にあるこの赤〇の箱の中にたどり着きます
・そしてこの箱を開けてあげる必要があるので、青〇部のトルクスねじ(T27)を使います
・そしてカバーを外した後に中の繋がっているコネクタを外してあげます
・こうして2本のホースと、1つの配線が外れてタンクがフリーになったと思いますので、次にタンクのネジを外していきます


・1枚目の画像赤〇部の左側のナットをメガネレンチ(1/2in)を使用しておさえて、右側六角ネジを六角レンチ(1/4in)を使用して緩めて(反時計回りに回す)いきます※2枚目の画像がイメージ
(後ほど前側のネジを外してますので、ここでは仮で緩めるだけでもいいです👍)


・次に前側のネジを取り外しますので、先ほど同様六角レンチ(1/4in)を使って緩めていきます
(ここでも反対側のナットを抑えるのですが、スペース的な問題で、ここではディープソケットレンチ(1/2in)をエクステンションバーを用いて延長して、ラチェットレンチで固定しています)
・前後両方のネジが緩んだらネジを取り外し、タンクを取り外します
3.配線の除去

・次に配線の除去作業ですが、フレームの下にある配線の束をこのフレームの上に持ってきてあげる作業です
(配線の除去というよりは、浮かせたタンクとフレームの間に配線を束ねて収める作業です)


・それではまず初めに、束ねられている配線をバラしていきますので、画像青〇部の結束バンドをニッパーを使用して切り離していきます
・次に画像1枚目の赤〇部のトルクスネジ(T25)を緩めていきます
・あとは配線を束ねているカバーを、引っかかっている爪に気を付けながら取り外します

・次に、プラグコードをエンジン側から引っこ抜いて取り外します
・赤〇のトルクスネジ(T25)を緩めてイグニッションコイルを取り外します

・そして外れたら、こちらもイグニッションコイルからプラグコードを引っこ抜きます
・次に、今ついているステーからイグニッションコイルを取り外すので、赤〇の六角ネジ(3/16in)を緩めて外します

・あとは地道な作業ですが、フレームの下側で束ねられていた配線のコネクタを一度外して、フレームの上側に持ってきて繋ぎ直すだけです!
・配線を束ねているチューブが所々ありますが、これは切っても構いません
※ただし、必要以上に切りすぎると配線がバラバラになりますので、少しずつ必要な分だけ切りましょう✂
・必要な方は、この耐熱の「テサテープ」を使って配線を束ねることをオススメします!
・そして、配線を繋ぎ直す作業が終わったらフレームの上に結束バンドで固定していきます
※ここでの注意点は、この作業後にタンクを上から取り付けるので、タンクとフレームの隙間に配線を納めないといけません。なので、車両の前側で配線を束ねて後ろ側はなるべくスペースを確保すると、スムーズにタンクを取り付けられます
4.タンク取り付け
・まずタンクを車両に取り付ける前に、肝心なリフトアップキットをタンクに仮付けします
※この際付属のワッシャーだけでは数が足りなかったので、近くのホームセンターにて、サイズが合うものをテキトーに買い足しておきました
・タンクにリフトアップキットを仮付けしたら、タンクを車両にネジで仮付けします
※ここでの注意点は、配線がしっかりタンクの内側に収まっているか確認してください。これを確認せずに無理やりつけると、配線が後々断線してショートする可能性があります
※それと、リフトアップキットとフレームに少しスペースができてピッタリ付かない方は、こちらもワッシャーを複数枚重ねて取り付けることをオススメします
・これらの確認が済んだらあとはネジをすべて本締めしていくだけです
・あとは初めに外したホース2本と配線を1つ同じ要領で取り付けていきます
・そして全ての部品がしっかりついているか確認して、最後に一番大切なメインヒューズやサイドカバー、シートを取り付けて終了です!


完成です~!!
めちゃくちゃカッコよく仕上がりましたね👍
他にも、プラグコードは赤があったりして、自分好みに変えられるのも楽しめるポイントかと思います!
皆さん最後までお疲れさまでした!
なお、インスタグラムも活動していますのでフォローおねがいします~
読みやすくて尚且つわかりやすい!ありがとうございました!
ぜひ参考にしていただけると幸いです!